どんな画像を撮像するか・考え直した直した案
I.マウンティングに関して
1.ジッツォ5532三脚+ベルボンPH285雲台
これにアルミ厚板Lアングル+スカイメモSに410ジュニアギヤヘッド、アングルに同じく410ジュニアギヤヘッドを積載する。前者には下記のII.-1,, 2.が載る。後者にはIII-1.が載る。
II.太陽を追尾する機材
1.BORG 77EDII+D7200
    〇長焦点でのC2, 3前後のダイヤモンドリングと多段階露出でのコロナ画像撮像
    ・ダイヤモンドリングはシャッター速度1/2000秒固定、C2, C3を挟んで毎秒3コマで15秒連写
    ・多段階露出は1/2~1/8000秒で1.5EVステップ
    ・感度はISO 260で固定
    〇C1~C2前10秒, C3後10秒~C4まで、150秒毎に単写する
    ・シュミットオリジナルD5フィルター使用で開閉は自動化
    ・シャッター速度は1/2000秒固定
    ○D5フィルターは自動開閉
2.Ai-Nikkor 24, 28, 35mmの何れか+対物グレーティング+D5000 IDAS IR改
    ・フラッシュスペクトル:RAW画像のみ
    ・加速装置付きタイマーリモコンで毎秒2コマ弱で撮像を予定
    ・レンズ、リモコン、シャッター速度は要検討、実験をしておく
III.マウンティングに固定した状態で使用する機材
1.BORG 60ED+0.85倍レデューサー+α5000
    〇C2迄欠けていく、C3後戻っていく過程を5秒ごとにアップで撮像
    ・欠ける・戻る過程はシャッター速度は固定
    ・画質はRAW
    〇ダイヤモンドリング
    ・画質をJpegにしてC2,C3を含む15秒間、毎秒3コマで連写する
    〇皆既中
    ・画質をRAWにして1.5EVステップで9段の多段階露光
    ・感度はISO100とする
    ○D5フィルターは自動開閉
IV.他のマウンティングで使う機材
0.他の脚として、シルイの中型三脚+2D雲台(下記1, 1’用)、アマゾンベーシックの三脚(下記2,3用)を使用
1.Ai Nikkor 24mm+シュミットオリジナルD5フィルター+Nikon D750
  • 全景の経過画像
  • シルイの三脚のセンターポールにスリックのクランプヘッドで取り付ける。
  • 基本はD5フィルターをして10秒間隔でのタイムラプス
  • C2前連写~皆既中の多段階露光~C3後連写の時はD5フィルターを外し(手動) 、露光はPICからの制御信号を受けて動く
  • C3後、再度D5フィルターを取り付ける
1'.2D雲台上にマンフロットXPRO微動雲台+BORG71FL+45度正立プリズム+5mmアイピース
・BORG71FLが余っているので、これを雲台に載せマンフロットのXPRO微動雲台で手動追尾、~80倍の望遠鏡として使い、内部コロナを観察する。
2.Olympus 9mm F8+Lumix GM1K
・C2チョイ前~C3チョイ後の短時間のムービーを撮像
    ・露出はオート
3.CONTOUR ROAM
・C1~C4の間を3秒間隔の全景タイムラプスス 、後の動画用素材
V.機材を制御・駆動する装置
○D7200(とD750?)
・Windows TabletからのコマンドでPICが各デジイチの連写撮像・多段階露光などのスイッチ操作を行う
    ・77ED IIのフィルターはWin Tabの指示でPICからの信号により自動で開閉させる
・D750はSDKを使ってリベンジをするか?フィルターは手動にて脱着
○α5000
・SDKからアンドロイドアプリを作成し、自動撮像を行う
    ・60EDのフィルターは上と同様に自動で開閉させる
○D5000
    ・クロック用クリスタルを32.76kHzから60kHzのモノに換えたタイマーコントローラーを手動で操作?
・C2・C3前後のみ稼働、RAW画像を記録、PICのプログラム制御と遅延タイマーにより自動化か?
VI.各機器の重量測定
スカイメモSに載せるもの (耐荷重量5kg)
マンフロット410ギヤヘッド2軸改+アリガタ 893g
機材を載せるアルミ板+アリミゾ+クイックシュー 666g
BORG77EDII+Nikon D7200+バッテリグリップ 2,720g
Nikon D5000IR改+24mmレンズ 900g
小計 5,179g
・PH285雲台に載る物全体の重さ (耐荷重量10㎏)
スカイメモS+マンフロット410ギヤヘッド2軸改+アリガタ+Lアングル 2677g
BORG60ED+X0.85倍レデューサー+α5000 1,103g
小計 3,780g
総合計 8,959g
結果:スカイメモに関しては200g弱の過剰積載、すべての載るPH285雲台(1,500g)にとってはちょっとだけマージ有、ジッツォの三脚にとっては充分に現実的な耐荷重(恐らく13-15㎏)のうちでしょう。機内持ち込みには、他にBORG71FL、D750、Lumix GM1とそれぞれの予備バッテリ類が入るので、6.5kgくらいになりそうです。
inserted by FC2 system