どんな画像を撮像するか・多分最終案
I.マウンティングに関して
1.ジッツォ5532三脚+ベルボンPH285雲台
 雲台がボトルネック(最大積載量10㎏)になる筈。その上に10mm厚のア ルミLアングルを介して、スカイメモS+410ジュニアギヤヘッドと固定した410ジュニアギヤヘッドを積載する。マンフロットジュニアギヤヘッドは共に 2軸改造&鉱物油を出来る限り落として耐冷性のあるシリコングリスに変更している…と言うのは前々回のスバールバルに対応するため。スカイメモS上には BORG77EDII (+フラットナー?)+Nikon D7200でダイヤモンドリングとコロナの撮像を行い、固定でBORG60mmED+X0.85倍レデューサー+Sony α5000でクライマックスシーン中心の撮像をする。また、三脚の下側にベンロの延長棒を介してスリックの3Way雲台を取り付け、Nikon D750+Ai-Nikkor 24mm F2.8で日食全景のタイムラプス撮像と空の暗さ提示用の風景を撮像する。
2.シルイM-3204X+スリックの2Way大型雲台
 脚は大陸基準15㎏なので、5-6kgに耐えられる程度の筈。雲台の最大積 載量は5kgらしい(HPで調べ)。これに簡易赤道儀のアイベルCD-1(シリコングリス交換済み)を載せ、マンフロットXpro微動雲台を介して眼視用 BORG71FLと対物グレーティングでフラッシュスペクトルを撮像するD5000 IDAS AP改を、10mm厚で60mm幅のアルミ平板の上に載せる。
3.Amazonベーシック トラベル三脚
 耐荷重量は3.6kgとあるけど半分か1/3位に見た方が良いと考える。日食全体をタイムラプス撮像するためのアクションカムと皆既前後の10分くらいの間のフルHD動画をLumix GM1に9mmレンズで動画撮像する。両者は5mm厚25mm幅のアルミ平板に載せ、この脚に載せる。
II.太陽を追尾する機材
1.BORG 77EDII(+フラットナー?)+D7200:上の1.のスカイメモSに搭載
    〇長焦点でのC2, 3前後のダイヤモンドリングと多段階露出でのコロナ画像撮像
    ・ダイヤモンドリングはシャッター速度1/2000秒固定、C2, C3を挟んで毎秒3コマで15秒連写
    ・多段階露出は1/2~1/8000秒で1.5EVステップ
    ・感度はISO 260で固定
    〇C1~C2前10秒, C3後10秒~C4まで、150秒毎に単写する
    ・シュミットオリジナルD5フィルター使用で開閉は自動化
    ・シャッター速度は1/2000秒固定
    ○D5フィルターは自動開閉
2.Ai-Nikkor 35mm+対物グレーティング+D5000 IDAS IR改:上の2.のアイベルCD-1に搭載
    ・フラッシュスペクトル撮像:RAW画像のみ
    ・音信号で起動するシーケンサにより、毎秒1.5コマ弱でフラッシュスペクトルの撮像をする
    ・レンズ、リモコン、シ
ャッター速度は要検討、実験をしておく
III.マウンティングに固定した状態で使用する機材
1.BORG 60ED+0.85倍レデューサー+Sony α5000
    〇C2迄欠けていく、C3後戻っていく過程を5秒ごとにアップで撮像
    ・欠ける・戻る過程はシャッター速度は固定
    ・画質はRAW
    〇ダイヤモンドリング
    ・画質をJpegにしてC2,C3を含む15秒間、毎秒3コマで連写する
    〇皆既中
    ・画質をRAWにして1.5EVステップで9段の多段階露光
    ・感度はISO100とする
    ○D5フィルターは自動開閉
2.Ai-Nikkor 24mm F2.8+Nikon D750
○食の最大を中心にC1~C4を撮像
・C2の10秒前~C3の10秒後は連写・多段階露光を行う。多段階露光は空の暗さに対応するため
○フィルターは自動開閉
3.アクションカム Contour Roam
・C1~C4の間を5秒毎にオートで撮像:手動On/Off
4.Olympus レンズキャップレンズ9mm F8+Lumix GM1
・C2の5分前くらいから動画を撮像し始め、C3の後5分くらいしたら停止する:手動On/Off
IV.機材を制御・駆動する装置
○D7200とD750
・Windows TabletからのコマンドでPICが各デジイチの連写撮像・多段階露光などのスイッチ操作を行う
    ・77ED IIのフィルターはWin Tabの指示でPICからの信号により自動で開閉させる
・D750はSDKを使ってリベンジをする。フィルターはPICからの信号により自動で開閉させる
○α5000
・SDKからアンドロイドアプリを作成し、自動撮像を行う
    ・60EDのフィルターは上と同様に自動で開閉させる
○D5000
・C2・C3前後のみ稼働、アンドロイドアプリからPICのプログラム制御の発信を行い、PICに搭載された連写信号を受けてC2/C3を挟んで21秒間稼働する。
〇システムの構成と配線
V.各機器の重量測定
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