日食撮像システム 2019年 Ver.
USB-PIC:ファームウェア製作の1歩目
MLAを使ったUSB-PICとPCの通信の基礎
 先に帰した通り、このPIC(18F14K50)は、タブレットPCからTeraTermを通してコマンドを受け、太陽フィルターの開閉、D7200のレリーズ、PIC1と2,3に撮像開始信号を送ります。そのため、PICにUSBを使った仮想シリアルポート通信のファームウェアを書き込まないといけません。なかなかうまくいかなかったので、とりあえず出来た例を掲載してみます。
 まず、ファームウェアは、アーカイブにある2014年7月22日版Windows版を使います。DLしたら、インストール開始ですが、USB以外のデモソフトのチェックを外してインストールします。インストールが終わったら、MPLAB X IDEで下記にあるプロジェクトを開きます。
C:\microchip\mla\v2014_07_22\apps\usb\device\cdc_basic\firmware\MPLAB.X
 下のようにプルダウンメニューの上から2つ目の18F14K50の名のあるところにセットして、プロジェクトのプロパティを2つ下のようにセットします。


 これをビルドしてとりあえず問題ないことを確認した後、PICに書き込みます。
 終わったら、
C:\microchip\mla\v2014_07_22\apps\usb\device\cdc_basic\utilities\bin
にある"dynamic_cdc_demo"かTeraTermを起動し、適当に文字をタイプして送ると、アスキーコードを1加えた文字を返してきます。例えば「1」を送ると「2」が返ってきます。
 この文字を受け取るところから文字をかすめ取って様々な動作を行わせることになります。
 その辺の解析は後々…
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