Lab. of Voynich Code
2020年アルゼンチン皆既日食のたくらみ
SDKでNikon Z6を外部制御-1
2019.11.17 Open

SDKのDLとnikoncswrapper_v2.1の入手と稼働テスト

 前提条件としてVisual Studio 2017 Communityが入っている事を前提とします。多分2019でもOKだと思います。
「ニコン SDK」で検索すると、「SDK - Nikon Imaging」が引っ掛かります。そこへ飛んで下方にて利用条件に同意したら先に進むことが出来るようになっているので、進んで必要事項を記して申し込むとメールが来たりして入手できるようになります。私には構造が良く解らないのですが、サンプルソフトでデジイチ…ここではZ6を色々弄ることが出来ます。結構面白いですが、このサンプルを読んでC++でプログラミングできる能力は私には無いのも事実。さて、どうするか?
 と思って居たらGoogleの検索画面の下の方に「nikon sdk c# wrapper」なんてのが出ているのでそのまま検索すると、昔Linuxを弄っていたときに随分とお世話になった覚えのあるSourceForgeからNikon SDK C# WrapperというのがDL出来ますので落とします。これは、本来C++で使う事になっているニコンのSKDをC#で使う事の出来る仕掛けです。srcフォルダにサンプルがあるので、demo_captureをVS2017で開いて、32行目を
NikonManager manager = new NikonManager("Type0003.md3");
から
NikonManager manager = new NikonManager("Type0024.md3");
に書き換えます。
 ついで、objフォルダのReleaseフォルダにSDKから“NkdPTP.dll”と“Type0024.md3”をコピーします。そしてReleaseにてコンパイル、demo_capture.exeをダブルクリックするとPCに接続したZ6のシャッターが切れる筈です(私の場合うまく行った)。

問題点

 demo_captureと同じ変更を行い、必要ファイルのコピーをしてdemo_continuouscaptureを使うと1~15コマのCHモード(高速連写モード)で連続撮像が可能になります。残念ですが、今のところ(2019年11月17日現在)この問題をクリアできていません。秒5コマなので15-20秒=75~100コマ撮像したいのですが…。困ったものです。

ということで

 SDK+WrapperでNikon Z6の外部制御ソフトを開発していくことにします。
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