Lab. of Voynich Code
2020年アルゼンチン皆既日食のたくらみ
SDKでNikon Z6を外部制御-番外3
2020.01.15 Open / 2020.05.15 Firmware Update

PICによるフィルター開閉&連写装置+偏光撮像駆動装置



 

ファームウェアについて

PIC1のファームウェアはに記したようにチューニングを行いました。それに加えて偏光なし、0度、45度、90度の4種1セットを6セット皆既中に撮影できることが判ったので、6セット×4種=24回のレリーズを行ったら自動で停止するようにプログラムを書き加えました。大したことではないですが、第3接触後、ちょっと手間を省いていい気分に浸れるかな?行くことが出来て晴天だったら(笑)という所で。
Olympus E-M10mkIIの設定変更(ISO200→400、HDR 7F 2.0EV モードでセットするSSを1/30sec → 1/60sec)に伴い、デジイチが7コマを撮像仕切る待ち時間が4.5秒から3秒に短縮されたことから、PIC1の設定を変更しました。加えて音信号が入ってからPIC1が稼働する迄の待ち時間を19秒(C2後4秒から撮像開始)から20.5秒(同5.5秒)としました。この設定変更により、無偏光・0度・45度・90度の1セットの撮像が24秒から19秒に短縮され、結果皆既中(125秒弱)に4セットの撮像を6セットへと増やすことが出来ました。C2、C3に変にぶつかるとセット自体使えない可能性もあると考え、6セット114秒を撮像皆既の中心側に出来るだけ詰まった形で撮像するために待ち時間を調整しました。150秒毎のフォーカス信号発信、台形制御、フラット・ダーク撮像関係は変更していません。
〇PIC2(回路図では上側、部品配置図では真ん中)は、単純に音信号を受けたら直にNikon Z6を19秒シャッターをレリーズします。サーボモーター駆動による太陽フィルター開閉装置の拡張も可能ですが、今回は手動で行おうと考えました。

〇旧バージョン:PIC1(回路図では下側、部品配置図では右端)は、150秒ごとにフォーカス信号を発信し、音信号が入ると19秒待ってOlympus E-M10mkIIのHDR連写とフィルターターレットの回転を行います。或いはPIC1至近のスイッチを押すと偏光撮像をHDRモードで1巡(無偏光・0°・45°・90°)撮像します。これはフラットに使用します。或いはダーク撮像にも使います。フィルターターレットの回転では台形制御(ゆっくり回り始めゆっくり止まる)
PICソース1, 1-2PICソース2
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