皆既日食2015撮像自動化プロジェクト カメラの設定

機材のセッティングのための基礎情報
イベント  時刻:UT
第1接触  09:11:52
第2接触  10:10:42
食最大  10:11:56
第2接触  10:1310
第3接触  11:12:21

観測地 緯度:78°13'03.86"(78.217739
経度:15°42'41.12"(15.711422)
磁気偏角 NOAAの「Magnetic Field Calculators
7.55°東偏
皆既時の太陽位置 南から磁石上は20.5°東に行ったところ、高さ11°
タイムラプス
Lumix GM1+14mm
磁石で南から30°東の方向へ向ける
全経過を撮像する場合の間隔は7秒
下図はその画角(赤線)と10分ごとの軌跡


カメラの設定
I. D600の設定
  1. 連写(CLモード・2コマ毎秒)に設定
  2. シャッター速度は1/1000秒
  3. 感度はISO200
  4. フォーカスはMFに
  5. ADL、長秒・高感度ノイズリダクションは切る
  6. 保存画像はRAW・14bit・ロスレス圧縮、jpegは残さない
  7. SDカードには順次記録の2枚差し
II. D7100の設定
  1. 連写(CLモード・2コマ毎秒)に設定
  2. シャッター速度は1/2000秒
  3. 感度はISO500
  4. フォーカスはMFに
  5. ADL、長秒・高感度ノイズリダクションは切る
  6. 保存画像はRAW・14bit・ロスレス圧縮、jpegは残さない
  7. SDカードには順次記録の2枚差し

撮像の手順
下準備
〜UT 10:02:00
レンズを気温に慣らしてから焦点を合わせる。シーケンスコマンダーの遅延時間を3分50秒(D600)・4分50秒(D7100)に設定する。D600に接続するタイマーリモコンは4秒インターバルに設定しこの時刻には一旦太陽を導入。
第2接触前
UT 10:02:56
先にBORG77ED II+Nikon D7100に太陽を導入しておく
BORG71FL+Nikon D600の写野左端に太陽を導入、4秒間隔に設定したタイマーリモコンを起動する
第2接触5分前
UT 10:05:42
D7100の4'50"遅延を設定したシーケンスコマンダーを始動、手動スイッチOn
第2接触4分前
UT 10:06:42
D600の3'50"遅延を設定したシーケンスコマンダーを起動、手動スイッチOn
第2接触前
UT 10:10:29
先にBORG77ED II+D7100の太陽フィルターを外す
この時刻にBORG71FL+D600のタイマーリモコンを切り、太陽フィルターを外す
第2接触前
UT 10:10:32
D7100, D600ともシーケンスコマンダーの指示でシーケンサーが連写開始
第2接触10:10:42
皆既
第3接触10:13:10
シーケンサの指示通りに撮像をしていてくれる筈なのでノータッチ。
第3接触後
UT 10:13:20
D7100, D600共にこの時刻まで連写される
BORG77ED II+D7100の太陽フィルターをはめ、シーケンスコマンダーを切る
BORG71FL+D600の太陽フィルターをはめ、シーケンスコマンダーを切りタイマーリモコンを起動する
第3接触後
UT 10:21:00
BORG71FL+D600の写野の端に太陽が行ったことを確認してタイマーリモコンを切り、撮像を終わる
後処理
UT 10:21:00
再生メニューから撮像データを予備のSDカードにコピーする

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