Lab. of Voynich Code
2023年太平洋金環皆既日食のたくらみ
映像表現型画像のアイデア‐4
2021.05.05 Open

どんな事をしたいか?

  1. 何は無くとも日食の全景を撮りたい。
  2. タイムラプス動画も欲しい。…C2前とC3後は粗々の画像で超高速、クライマックス部分は高速のタイムラプス
 F8、ISO400でSSは、
  1. タイムラプスでは1/500~1/125秒
  2. 太陽フィルタを介して皆既前の太陽を追う時は1/2000秒位
  3. 皆既中の風景はフィルタなしで1/15~1/4秒
 と考えていくと、SDK制御で切ることが必要になる。この場合、手持ち機材ではNikon D5500にタブレットPC制御
 メカニカルに解決するなら、D5+ND16フィルタ、ND16フィルタ、フィルタなしを切り替えて、SSを1/15秒±2EVのAEブラケティングにする。この場合、手持ち機材では既に9mmレンズもあるPanasonic Lumix GM1とサーボモーター2個(レリーズ用+フィルタ切り変え用)+タイマーリモコンで自動化する手がある。
 今回は後者のLumix GM1の方を使う事にする。

スチルカメラでどんな撮影スケジュールが考えられるか?

撮像スケジュールとして、時間の基準を食の最大に持ってくる。
露出はISO400, F8固定でシャッター速度は1/15秒±2EVのAEブラケティングにする。
  1. タイムラプス撮影ではND16フィルタが必要
  2. 太陽が欠ける経過に関してはD5フィルタ+ND16フィルタが必要
  3. 皆既中の風景は素通し
 の3段階のフィルタ操作が必要。
 シャッター操作は
  1. タイムラプス用の撮影では15(or 30)秒に1回撮影
  2. 太陽の欠ける経過は2分に1回撮影
  3. 皆既中の風景は4秒に一回撮影
 全行程を約3時間=10,800秒間とすると、
  1. タイムラプス用に3,600コマ(=10,800÷15×5 or 1,800コマ)
  2. 太陽の欠ける過程は450コマ(=10,800÷120×5)
  3. 皆既中の風景をC2の1分前~C3の1分後の3分間とすると225コマ(=180÷4×5)
 合計4,275コマ (or 2575コマ)
 1コマ18MBとすると、77GBになるので、128GBのメモリーカードが必要
 スペック上バッテリ1個で230コマ= 4.9Wh(=680mAh×7.2V)撮影できる。その18.6倍なので91Wh=45,000mAh。実質スペックの倍撮影できるなら22,500mAh(or 12,000mAh)必要?

自動化するならどんな風に?

 Lumix GM1にはリモコンケーブルが使えないのでシャッター操作は外部から、サーボモータで行う
 3つの口があるフィルタターレットもサーボモータで行う事に出来ないか?
 フィルターターレットは軽いことが望まれるので、真鍮板で本体を作り、NDフィルタは富士フイルムのシートフィルタを使う
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