Lab. of Voynich Code
2023年オーストラリア・インドネシア    金環皆既日食のたくらみ
映像表現型画像の画角試験
2022/08/11 Open

Lumix GM-1+Pergear 10mmF8での画角

 タイムラプス&太陽の移動+皆既中の風景撮影には、当初オリンパスのレンズキャップレンズ・9mm F8をLumix GM-1(マイクロフォーサーズ機)に取り付けて撮影する予定であった。が、フィッシュアイで画角が140度と広すぎて使いにくそうなので、価格と画角の関係からPergear 10mm F8を使うことにした。これは普通の10mm(フルサイズ換算20mm)レンズで画角は94.5度(84度×62度)となる。これで撮影したら?と思うが、地面と太陽の場所の案配がどうなるか?と思い試算と太陽の位置を実写してみた。

 太陽高度は
 1003時・C1  42度
 1129時・Cmax 54度
 1200時・南中 56度
 1301時・C4  55度

 仰角を30度にすると、太陽は南中時に画像の上から15度の所に来ます。
 また、地平線は11度を占めますから、これも狭くても広くてもイマイチになります。
 この時に、太陽の上の空間があまりに広くても狭くても嫌な感じになりそうなので、上から15度がどの程度の位置になるかを実写してみました。
 試験をする8月11日の太陽高度を計算サイトで見ると9時45分頃が高度56度なので、この時刻近辺で撮影をしてみました。ついでに太陽の写る大きさがどの程度分かるかな?という事の確認も兼ねてみました。
 太陽の位置がよく映るように、フィルタの代わりになりそうなプラスチック板があったので、これをレンズの前にかざして太陽を遮光しました。
   
 風が強く、プラスチック板を押さえるのにいっぱいいっぱいで、写ればいいや、と適当にやったので太陽も画面真ん中にありません。画像の下の白いループ状のものはストラップです。本番では外さなくては。

 結果的には、太陽の上の余白は悪くないな、という感がします。仰角を25度位にして地面を多く写したいとも思うけれど、観測地内の位置と写り込む人はどれくらいになるのかな?というのもあります。縦位置で水平方向は66度あるのですが…もう少し欲しいか?
 非・フィッシュアイで9mmでパンケーキかボディキャップクラスの薄さで安いレンズがあれば、使いたいところですが、どうもなさそうです。

 太陽は、まあこんなもんでしょうと言う大きさかな、という事で。

 現場では方位(真北から東に22度、磁気偏角0.3度含め)を正しく、仰角を25~30度として良いかな?というのがまとめになりそう。
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