Lab. of Voynich Code
2023年オーストラリア・インドネシア    金環皆既日食のたくらみ
光球面とコロナの明るさの比用システム
Z6IIの制御システムの概形
2020.12.20: Open / 2023.01.04 Update

機材全体の構成と言及部分

 制御全体の内、緑色に色付けた部分がNikon Z6IIの制御に関わる部分、特に特にここではタブレットPCとNikon Z6IIのUSB接続による連写コマ数・シャッター速度・ISO感度の制御の仕掛けに着いて論じる

ミラーレスデジタル一眼の制御

 Nikon Z6の撮像でのセッティング
  • ISO感度、シャッター速度は1/2EVステップで変更するよう設定しておく
  • 記録は14bit RAWのロスレス圧縮のみ
  • 連写モードは拡張高速連写(毎秒約10コマ)
 タブレットPCの設定
  • フリーウェアを使い、GPSで内部時計を正確に設定しておく
 制御のために作成するアプリ

 コンソールアプリ:制御の中心部分
  • C#でNikonのSDKを使うWrapperで作る
  • デモソフトを基礎に少々応用する(それ程私に技術が無い)
  • すべてフォームアプリに組み込めると良いが、2022年12月現在そのような事が出来ていないので(技術が無いため)、開発可能なコンソールアプリとして実現することにした。
  • 動作シーケンスは以下の通り
  1. 起動時に太陽面多段階露光を1度行い音信号を発信し動作確認
  2. 食最大の-1×n分毎に1.5EV間隔・3段で太陽面多段階露光
  3. 第2接触の11秒前に音信号を出し、180コマ・約18秒間ダイヤモンドリングを連写
  4. 地球照撮影
  5. 1.5EV間隔8段(全10.5EV)でコロナを多段階撮影
  6. 第3接触の10秒前に多段階露光を終了
  7. 地球照撮影
  8. 第3接触の7秒前に音信号を出し、180コマ・約18秒間ダイヤモンドリングを連写
  9. 食最大から+1×n分毎に1.5EV間隔・3段で太陽面多段階露光
 フォームアプリ:実動作をするアプリを呼び出すだけの機能
  • スタートスイッチを押す事で、制御の実体であるコンソールアプリを起動する
  • 他にダーク画像撮影スイッチを持ち、こちらも実体であるコンソールアプリを起動する
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