偏光フィルターを付ける事で…
偏光フィルターを介することで、Fコロナ(輝線成分)・Kコロナ(散乱光で連続光成分)の分離、コロナの流れる方向(地球側か逆方向か、等)が判るそうです。この辺どのように分析・計算するとかは私には十分に分かっていないです。偏光は、45度刻みと60度刻みが基本になるそうです。ここでは45度を採用しました。
フィルターを介する場所は、望遠鏡レンズとデジイチの間に入れる事も出来ますが、像界に何か入れるのに抵抗があるので、レンズの前・物界の方にフィルターを入れる事にしました。
偏光フィルターがレンズの前に入る事で…
対物レンズ前面で反射した光がフィルターで再度反射しデジカメに映ってしまうという問題が出ました。
この対処のため、対物レンズとフィルタは平行にせず、角度を付けて取り付ける事にします。
偏光フィルターをどれだけ傾けるか
使用光学系(BORG 45ED II+1.08倍フラットナー)にマイクロフォーサーズ機を取り付けると、画角は2.8×2.1°となります。太陽像をど真ん中に入れて短辺方向でゴーストとなる太陽像を排除ずるなら、短辺の画角+太陽像の半分の角度、つまりは(2.1+0.5)/2=1.3°ずらせば良い筈です。ここでは手持ちのスペーサーの関係から1.5°ずらすことにしました。
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