Lab. of Voynich Code
2023年太平洋金環皆既日食のたくらみ
映像表現系画像の自動化・制御装置-1
2021.02.21Open

富士フイルムX-A3での撮影計画

映像表現系画像
  • デジタル一眼:富士フイルムX-A3…リモコンが使えて、色が派手に出る
  • レンズ:Meike 12mm F2.8 or Samyan 12mm F2
    • 超広角でフィルターが装着できる非出目金レンズだから
 で撮影する。
 軽量化のためアクションカム×3と一緒に三脚に載せる。
 
撮影計画と撮影条件
  • 第一接触から第四接触迄、食最大を中心に±30秒毎にインターバル撮影する
  • 途中、第二接触の15秒前から3秒間隔の速度で連写を90秒間続ける
  • 露出は1/30秒F4ISO400、±1EV AEブラケティングに設定
  • フィルターはD5+ND200にて非皆既中の太陽光の明るさを調整する
実際のオペレーションと制御
  • 第一接触前に食最大の30×n秒前に制御装置のスイッチOnで30秒間隔でシャッターを切る
  • 外部のタイマーリモコンを遅延タイマーとして利用し、第2接触15秒前に信号を送る
  • 信号を受けたらシャッターを3秒)間隔で30回シャッターを切る
  • その後再び30秒後に30秒間隔でシャッターを切り、第4接触後適当なところで終了
ハードウエアの仕様
  • PICとタイマーリモコンを使用する
  • PICは信号を拾うのに1本、シャッターレリーズに2本、クリスタルに2本のI/O、8ピンでOK
  • デジイチの電源(DC-DCコンバータ)を内蔵したい
    • 前実験でモバイルバッテリの2.4A出力で稼働を確認

ところでX-A3の素性は?サッポロポテト現象チェック

 そもそも、サッポロポテト現象とは?→こちらをどうぞ
 サムヤンの14mmF2.8(ニコンFマウント、マウントアダプターを介して) を取り付けて太陽像を可能な限り小さく写すことでサッポロポテト現象が起こりやすくしました。絞り込むと現れやすく、また発生の原理(画像素子で反射した光が画像素子直前にあるIRフィルタで反射して再度画像素子に入射し写し込まれる)からピントリングを無限遠より少し近い距離側に回して撮影しました。
 絞り込むとさらに写りやすくなるので、絞りをF5.6とF22で撮影して比較しました。

 F5.6, 1/4000secで撮影、微妙に出ていますが、まあ何とかなるか?という感じ

 F22, 1/180secで撮影、見事にサッポロポテト現象が現れました。
 できるだけ絞りを開けて撮影すれば、この現象を避けられるか?と考える事にしました。
 でもダイヤモンドリングの時には出そうだな…

制御装置のハードウェア


回路図
 
部品配置図

タカチのABS製ケースに収めた場合の配置:DC-DCは2A入力のものにして、基盤の上に配置する

これを実現するファームウェア

制御装置の物理工作の実際

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