D600とD7200で自動撮像するために
1-1-2.フィルター開閉装置の製作について
 PICでサーボモーターを使ってフィルターを自動開閉する装置を作ることにしました。制御プログラムは後後になりますが、取り敢えずハードだけでも…ということで。使用したサーボモーターは秋月電子通商のマイクロサーボ・SG92Rです。2.5kgf/cmのトルクがあるので、動かす事になるフィルター枠付きアクリル板(100×110×3mm)の端でも200gfを超えるトルクがある筈なので、力的には充分、と考えたのでした。
 ただ、PICでサーボ制御と言う経験は無いので、稼動はファームウェア作成等は後々に、という事になりますが。
 開くとこんな状態です。サーボモーターの軸と蝶番の軸が一直線上に来るように高さ調整でプラ板(白色の部分)を入れています。左にフィルターが付き、右には鏡筒のフードを挿入するアクリルの筒を取り付ける穴と言う形になっています。プラ板とアクリル板はアクリル樹脂用接着剤(溶着系)で貼り付け、蝶番とプラ板は瞬間接着剤で張り付けています。穴が開いているのは、駆動可能かを確認してからネジ止めするためのモノです。
 閉じるとこんな感じです。
上:サーボモーターの取り付け状況。5mm厚のアクリルのチップをフィルター枠付きアクリル板に溶着系アクリル樹脂用接着剤で張り付け、サーボモータの出力軸とはエポキシ接着剤で固めています(アクリル樹脂用接着剤が使えないので)。さらに穴(ネジは切って居ない)を開けて接着剤付ネジを埋め込んで強化しています。

左:アイデアを練る間にどうサーボモータの回転軸を蝶番の軸と一直線上に持ってくる仕掛けにしたらいいか、と言う仕掛けが上手く浮かばなかったですが、下駄を蝶番に履かせて、サーボモーターの取り付け位置を動かしてやればいいのかと思いついたときは悩む程じゃなかったのかと思う次第。

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