M氏の幸福実験室
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日食撮像自動化プロジェクト 2017年バージョン

I. はじめに
 コロナを撮像する際に偏光板を通して撮像することにより、通常の撮像以上に色々な科学的知見(Fコロナ、Kコロナ、磁気の方向等々)が得られるようになる、という情報を得た。フラッシュスペクトルの映像表現を兼ねた知見が得られる画像も興味はあるのだけど、偏光画像のほうが面白そうだ、という事で、機材を組みました。

II. 求められるコロナの撮像範囲、撮像画像
  1. 短辺に太陽5~6個分が入るくらいの画角があると良い
  2. 偏光板は0度、60度、120度に傾ける。誤差は1度くらいまで
  3. 同露出の偏光ではない通常の画像も必要

III. 想起される光学系等
  1.焦点距離はフルサイズ換算400~500mmくらい…APS-Cなら300mm前後、μ4/3なら225mm前後
   ・その昔BORG45EDIIを売りに出したのは失敗
   ・似た光学系にはBORG36ED、これにフラットナーを入れてμ4/3なら、コンパクトに仕上がりそう
  2.安く手に入るOlympus E-PL5には2EVステップ7コマ撮像するHDR撮像機能があるのでこれを使おう。
  3.フィルターリボルバーはステッピングモーター駆動、フィルターリボルバーは90度ごとに変更なしと偏光×3
  4.制御はPICで行ける

IV. 偏光フィルターはフィルターリボルバーで光路上に入れるのがやりやすいが、口径によりけりと考える
  1.BORGでやるならレンズの前に置こう

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