実験‐3:コロナのアップと偏光撮像の同架で振動は?
疑問の3.
 偏光撮像用のフィルターターレットをステッピングモーターを動かして居ると音と共に手に持った時に結構振動を感じる。これをスカイメモSの赤緯体にコロナのアップ撮像用機材(BORG71FL+エクステンダー+Nikon D7200)に同架したらブレが出るのではないかが問題になるかもしれない。という事で、実験してみた
実験はこう行った
 スカイメモTの赤緯体の微動側にコロナのアップ用機材(上に記載)、もう一端に偏光撮像の機材搭載基盤を取り付け、これにステッピングモーターを取り付ける。遠景をコロナのアップ用機材のD7200に導入、ライブビューで最大に拡大し、ステッピングモーターを駆動させた。また、偏光フィルターのフィルターターレットを取り付けた場合に駆動したらどうなるかを見た
結果
 アップロード容量的に動画は上げられないため文字だけになりますが、ピントルーペで背面液晶を見る分には、
1.単純にステッピングモーターだけを取り付け、駆動しても、駆動と静止を繰り返してもブレは全く見られない。
2.フィルターターレットを取り付けると、フィルターがきちんと回っている時に、駆動・静止をしてもブレは見られない。
3.しかしステッピングモーターが脱調すると静止時に大きなブレが出る
 という結果になりました。
結果を受けて
 ステッピングモーターをきちんと駆動出来るファームウェアを書くことが先ず必須である…のは言うまでもない。今回1相励磁で行ったが、2相・1-2相励磁を試し、きちんと駆動できるようにしたい。
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