Lab. of Voynich Code
2020年アルゼンチン皆既日食のたくらみ
コンセプトと撮像対象・使用機材-2
2019.07.24 Open / 2019.11.23 Update

コンセプト

イの一番は、システムのコンパクト化と軽量化!
そして2020年の日食は空の高い位置であるから…
〇地上と日食を写そうとすると大変なので、全景画像を撮像しない。
〇定番コロナのアップ、偏光撮像は外せない
〇コロナと光球面と明るさの違いを計測するための画像をコロナ撮像用機材で撮像
〇偏光撮像はアップ気味にする

撮像対象

対応機材と内容
 コロナのアップ
 外部コロナ
Borg 77EDII+X1.4テレコン(合成714mm F9.3)+Nikon Z6 画像の大きさ上止め
Borg 60ED+x1.4テレコン+Nikon Z6
(合成490mm F8.2)
・3.9太陽半径迄の比較的太陽外部のコロナをアップで撮像する
・皆既前後にも多段階撮像を時々行い、太陽本体とコロナの明るさの比に関するデータに
 偏光撮像 Borg 45ED II+X0.85レデューサ+Olympus E-M10 mark II
 (換算276mm F6.1)
ゴーストの発生で使用停止
Borg 45ED II+X1.08フラットナー+Olympus E-M10 mk II
(合成351mm F7.8)
・2.4太陽半径迄のコロナをアップで撮像
・偏光撮像装置を取り付ける。
・太陽とコロナの明るさの比を見るデータも収集
 タイムラプス×2
 皆既中の動画
太陽&地上のタイムラプス・全天本影錘・皆既前中後の動画
・4Kアクションカムで太陽入りタイムラプス
・220度全天アクションカムでタイムラプス
・皆既を中心に±5分位の太陽と地上の等倍速4K動画

マウンティング

 外部コロナ
 偏光撮像
・AZ-GTi (自動導入経緯台)+Leofoto Ranger LS-365C
・スカイメモS+Sirui M-3204X
 +Borgの片持ちフォーク+Northern Crossのアリガタ+スカイメモS+Sirui M-3204X
 タイムラプス ・AmazonBasicの三脚

まとめてみると

〇デジイチは2台(2019年比-2台)、アクションカムは3台(±0)
〇三脚は3本、赤道儀と経緯台とタイムラプス

開発・製作

I.コロナのアップ用Nikon Z6の自動制御→SDKか既存のPCソフトウェア
  SDKで自作が基本、いざとなったらエクリプスナビゲーター4
II.偏光撮影装置の製作

  i.フィルターターレット駆動用ステッピングモーターの台形制御(低振動停止)
  ii.PIC制御で基本は比較的慣れた技術
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