|
|
|
2020.10.09: Open |
機材
|
使用カメラと光学系
- Olympus O-M10mkii:望遠鏡レンズ(BORG:d=45mm、f=325mm) +x0.85レデューサー f=276mm(552mm相当) F6.1
- 7段2EVのHDR撮影モード、1/8000, 1/2000, 1/500, 1/125, 1/30, 1/8, 1/2sec で撮影
- 素通しと0, 45, 90, 135°の位置に置いた偏光フィルターを通した場合の5通りの撮影を行う
- フィルターはステッピングモーターで回す。
ここではカメラのレリーズと偏光フィルターを取り付けたフィルターターレットを回転させる仕掛けと必要に応じてNikon Z6/7 IIの制御も行う仕掛けを論じる
|
|
ミラーレスデジタル一眼とフィルターターレットの制御
|
Olympus O-M10mkIIについて
- ISO640・1/125secで7段2EVのHDRに設定する。
- スリープに入りやすいので1-2分毎にフォーカス信号を送る必要がある。
撮影・動作シーケンス
〇Nikon Z6 IIのダイヤモンドリング連写をPICで行う場合…Type 1とする
- E-M10mkIIがスリープに入らないよう、1-2分毎にフォーカス信号を発信する
- 音信号1度目受信(第2接触12秒前にUMPCが発信
- ダイヤモンドリング連写:Z6を20秒連写
- 偏光撮影開始:O-M10mkIIでHDR連写+偏光フィルターターレットを1/5回転回す×6ターン(素通し, 偏光0°, 45°, 90°, 135°素通し)
- 動作停止
- 音信号2度目受信
- ダイヤモンドリング連写:Z6を20秒連写
- 動作停止
〇簡易バージョン化する場合…Type 2とする
- E-M10mkIIがスリープに入らないよう、1-2分毎にフォーカス信号を発信する
- UMPCから第2接触後音信号を受ける
- 偏光撮像開始:O-M10mkIIでHDR連写+偏光フィルターターレットを1/5回転回す×6ターン
(素通し, 偏光0°, 45°, 90°, 135°, 素通し) - 動作停止
ここで偏光撮影+フィルターターレット回転が4秒以下で済む場合は、11ターン(偏光撮像2セット、素通し3ターン)する
制御用PICの要件
〇Type 1:Nikon Z6IIのダイヤモンドリング連写をPICで行う場合…18ピン・16F88
- 入力:6pin使用
- 音信号+代用SW
- 強制稼働開始SW:偏光撮像後20秒連写を連続して行う
- 偏光フラット撮像SW:偏光撮像のみ行う
- 強制連写開始SW:20秒連写のみ行う
- 水晶発振子(2pin使用)
- 出力:6pin使用
- E-M10mkIIフォーカス
- E-M10mkIIシャッター
- Z6IIフォーカス
- Z6IIシャッター
- パルスモーター駆動信号
- 音信号で動き出したことを示す動作確認用LED
- 合計 12pin使用
- 残り4pinがフリー
〇Type 2:簡易バージョン化した場合…8ピン・12F683
- 入力:1pin使用
- 出力:3pin使用
- E-M10mkIIフォーカス
- E-M10mkIIシャッター
- Z6IIフォーカス
- Z6IIシャッター
- パルスモーター駆動信号
- 合計 6pin使用
これらの条件を満たす制御装置を作成することにした |
|
|