D600とD7200の統合運用に関して

 機材の構成は下のようになっています。2本の望遠鏡レンズと2台のデジタル一眼レフ、下の方に超広角で食の始まりC1~終わりC4までを5秒間隔で撮像するミラーレス機と皆既前後の動画+音声を記録するアクションカムがぶら下がっています。
 これらは下のような位置づけで動かしていきます。
①:BORG 71FL+Nikon D600
 これは固定した状態で太陽の欠けていく様子のタイムラプス、とダイヤモンドリングの連写、コロナを多段階露出で撮像する、という事をします。設定の変更はすべてWindows Tabletのmiix 2 8に入れたソフトにより、USBケーブル経由でNikon D600を駆動します。
 皆既の中心の前後約18分だけをフィルターと着けたり外したりしながら撮像して行きます。

②:BORG77EDII+Nikon D7200
 これはスカイメモSに積載し、月を追いかける速度でダイヤモンドリングの連写とコロナの多段階露出の撮像します。途中に欠ける過程を撮像することもする事もあるでしょう。

③:オリンパスのBCL-0980(9mm F8)レンズをLumix GM1に取り付け、横位置で露出を固定、5秒ごとのタイムラプスで撮像します。電源は外部から供給します。

④:アクションカムのCONTOUR LOAMで皆既前後10分ほどの動画と音声を記録します。静止画像だけだと臨場感が伝わらないから、という感じをスピッツベルゲンでの観測報告会で受けたので。

 ただこれだけのものが載るとちょっと雲台と三脚に辛くないか?と重さを計ってみました。
ジッツオの雲台G1570ちょっと改
スカイメモSと積載用Lアングル
マンフロット410ジュニアギヤヘッド2軸改+アリミゾ+スカイメモ用アリガタ
マンフロットX-PRO+アリガタ
BORG 71FL+鏡筒バンド+アリガタ
BORG 77ED II+アリガタ
Nikon D600
Nikon D7200+シーケンサ入りバッテリグリップ
Lumix GM1+レンズ+CONTOUR ROAM+マウンティング

合計
雲台以外

そのほかに
モバイルバッテリ2個(10,000 & 2,200mAh)+昇圧回路
Windows Tablet miix 2 8+キーボード、マウス+Android Tablet nexsus7等
予備電池
双眼鏡

合計
1,610g
1,880g
1,250g
1,030g
1,210g
1,630g
880g
1,015g
850g

11,355g
9,745g


400g
1,500g
200g
500g

2,600g
  機材総量の重さは三脚込17㎏位になります。ここにスーツケースとザックの重さを加えると、6kg弱、工具類など入れれば、衣料などの旅行用品は5-6kgとなるでしょう。ちょっときついか?

 今の足:スリック・グランドプロCF-3の耐荷重は紛う事なく10㎏ですから、ちょっと無理してる感じです。あと、2,850gというのが微妙に重い。耐荷重量は25㎏とあるけど、多分半分くらいであろうGT5531Sに変更しようと画策中です。現行型はGT5532Sなのですが、中古で見つけたのが1つ世代の前のモノでした。大陸系の三脚は耐荷重量を盛ってるので、半分とみれば悪くは無いだろう…とジッツォに対しても考えています。また重さが2,690gと160gだけでも軽いのは有難いかなとか。
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