Lab. of Voynich Code
2023年オーストラリア・インドネシア    金環皆既日食のたくらみ
偏光画像の撮影システム
E-M10mkIIとターレット制御の概形
2020.12.27: Open / 2023.01.04 Update

機材全体の構成と言及部分

制御全体の内、肌色を付けた部分がPICによる制御に関わる主要部分

E-M10mkIIと偏光フィルターターレットの制御

 Olympus E-M10mkIIの撮像でのセッティングと偏光フィルターの設定
  • HDRモード、ISO400、1/125秒、高速連写にセット
  • 1/4000, 1/2000, 1/500, 1/125, 1/30, 1/8, 1/2秒で撮影
    • 本来最高速は1/8000秒だが、カメラの最高速は1/4000秒なため
  • ターレットは、素通し、偏光フィルターを0, 45, 90, 135°にしたものの5つを装備
 PICの動作設定
  1. 音信号を受信するまで待機
  2. 90秒に1回フォーカス信号を送ってカメラがスリープに入るのを阻止する
  3. 1度目の音信号で18秒待ってから偏光撮影を開始する
  4. 撮影‐偏光フィルターターレット回転を5回1セット実行し最後にもう1度撮影する
 動作設定上の考えと制御
  • 皆既時間を59秒と短めに設定ておく。音信号は第2接触の10秒前にタブレットPCから発信されるので偏光撮影開始はC2の8秒後、2回目の音信号は第3接触の7-10秒前頃に来るので、偏光撮影に使える時間は皆既中の44-48秒程度
  • 撮影、フィルターターレットの回転、回転後機材のブレ止めに0.5秒休止する。これを5回繰り返したあと、さらに1回撮影する。
  • フィルターターレットを回転させるステッピングモータの1回転は200ステップなので、40ステップ回転し休止を行う。ゆっくり開始・ゆっくり終了の台形制御を一応組む。
  • 音信号で起動しなかった場合に備え、緊急時スイッチで偏光撮影を強制発動可能にする
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