Lab. of Voynich Code
2023年オーストラリア・インドネシア    金環皆既日食のたくらみ

打刻機の製作-2:M5Atom事始め
2021.12.11:Open

Atomic GPSキット (M8030-KT) とは

 まんまだけど、マイコンのM5 Atom LITEに、GPSとTFカードI/Fが一緒になったものです。

切り欠きがスイッチで2個、USB Type Cコネクタがプログラミングと電源供給、下に信号2本、5V、GNDの4ピンのグローブポートがある

反対側の短辺にはmicroSDカード(TFカード)のスロットがある。置く迄差し込むと完全に引っ込むので、邪魔になることは無い

上にある小さな塊がM5Stack Atom Lite、下がGPS本体とmicroSDスロットで、とてもコンパクトです

USB TypeCとグローブポートにコネクタを差し込むとこんな形になる

環境設定と使用したサンプルコード

Arduinoの開発環境を使用してプログラミングしていきます。
○M5AtomicとPCとの間で通信させる必要があり、そのドライバを、
   https://ftdichip.com/drivers/vcp-drivers/
 から取ってくる。参照したのはこちら
 最初、次の項目にある他のドライバを使っていたら上手く接続できませんでした。
こちらこちら応用しつつ、注意してM5Atomicを設定していきます。
○サンプルコードにはLチカ等があるので、最初はそれで遊びました。

が、サンプルにあるGPSロガーが上手く動かない!
 という事で、xshige's beta notesのコードを使用しました。
 ここからBluetoothに関係する部分を削除したものを基本とします。
 他、幾つも省略化・限定機能版のソースコードとファイル3つをzipファイル化したものを
ここに置いておきます

 シリアルモニタを見ていると、

$GLGSV,1,1,00*65
$GNGLL,,,,,,V,N*7A
$GNRMC,,V,,,,,,,,,,N*4D
$GNVTG,,,,,,,,,N*2E
$GNGGA,,,,,,0,00,99.99,,,,,,*56
$GNGSA,A,1,,,,,,,,,,,,,99.99,99.99,99.99*2E
$GNGSA,A,1,,,,,,,,,,,,,99.99,99.99,99.99*2E
$GPGSV,1,1,00*79

 という文字列が流れてきます。
 その内信号を拾って

 $GNGGA,051353.00,,,,,0,03,3.61,,,,,,*4E

 ここで「051353.00」が、UTCで05時13分53.00秒を示します。
 ソースコードを見ると、文字列変数 ”c”に収まっているので、文字列"$GNGGA,"のあと6ケタの文字列を抽出してやればいいことになります。
 本当は小数点以下2桁分欲しいのですが…先ずは事始めなので、このまま進めます。
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