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2023.01.07Open 2023.04.10 Last update |
XVI:最終・C2~C3中心の稼働試験・ピント合わせの練習
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2023.04.09実施
〇目的
- WindowsタブレットとPICが連動して動くかをチェックする
- ピント合わせの練習をする
〇機材設置
- ほぼ完成形のスカイメモSと77EDIIにZ6IIを組んで真南・水平を出す
- 偏光撮影機材を組み、カメラの水平を出す
- 配線を済ます
- 自動撮影ソフト・Eclipse Captorを起動する
片付けの途中に撮影、配線はフルに行っていた。
〇演習の結果
- 連動試験は1回ハングアップしたが、1回は完全に連動し問題はなかった。ハングアップはZ6IIのUSB Type-Cコネクタ部分に触ったのが原因かも?
- Sound Pickの青色LEDが点灯しない場合があった。PICが壊れかけという事?
- ピントは黒点があれば、多分、思ったようにあっていると思う。黒点は目標として使いやすい
中心に合わせていなかった。フィルタを外す2分前には中央に追い込もう
太陽の中心から左に行ったところにある黒いのが黒点、ディスプレイの具合ではないです
〇演習の考察
- とりあえずEclipse Captorを稼働させたらNikon Z6IIとE-M10mkIIには触らない
- Z6II、E-M10mkII、X-A7はバッテリを満タンにしておく
- E-M10mkIIは必要な時以外は電源を切る。C2の15分前に電源を入れるか、バッテリを交換して万全を期する
- X-A7も太陽の位置合わせをしたら可能な限りを切っておく。C2の30分前に電源を入れるか、バッテリを交換して切らさない事にする
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2023.04.02実施
〇目的
- WindowsタブレットとPICが連動して動くかをチェックする
- Winタブ+Z6II+スカイメモSに給電して3.5時間稼働時のバッテリ消費量を見る
- Sound PickとAZ-GTiの稼働を2時間行った場合のバッテリ消費量を見る
〇機材設置
- ほぼ完成形のスカイメモSと77EDIIにZ6IIを組んで真南・水平を出す
- 偏光撮影機材を組むがE-M10mkIIは組んでいない
- 配線を済ます
- 自動撮影ソフト・Eclipse Captorを起動する
- ここまでに45分ほどかかった
〇演習の結果
- 組み立てに45分ほどかかった。
- 連動はしなかった
- 音信号はイヤフォンジャックからは出ていた
- Sound PickのPICが反応しない?PICが壊れていた
- スカイメモSが動かない
- Winタブ+Z6II+スカイメモSのバッテリ消費量は、4489mAh@5V、6.4Ah@3.6V、ばらつきはあるが大体1.3A通電していた。Z6IIのバッテリは3-4目盛り減じた
- Sound PickとAZ-GTiのバッテリ消費量は、2864mAh@5V、4.0Ah@3.6V、ばらつきはあるが大体1.5A通電していた。殆どはステッピングモータで使われている。
〇演習の考察
最悪、5V3A出力に耐えられるINIUのPD対応バッテリ1個で今回の機材は動かせるかもしれない。
〇演習後のメモ
- Windowsタブレットのスピーカーが壊れており音が出ない。イヤフォンジャックからは出力有り
- Sound PickのPICを新しいものに載せ替えて1個予備を作った
- スカイメモSのUSB電源プラグが断線していた可能性がある。他のケーブルに変えたら動いた。という事で、ケーブルを修理してみることに
- USB-Aオス―DCプラグのケーブルの数がギリギリなので1つ作る
- 後はタイムラプス系用ストーンバッグを作る
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XI~XIV:連動稼働試験・タイムラプス系動作試験
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~2023.03.27実施
- 〇目的
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- タイムラプス・映像表現系画像撮影装置の連動試験
- 〇演習の項目
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- システムの組み立て・配線セットに慣れること・配線類の過不足チェック
- 時刻制御式タイマーとコントローラの 連動試験
- 〇演習後のメモ
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- 配線関係 ・機材の設定
- 半分組上がっていたのもあり、組み立ては30分ほど
- 時刻制御式タイマーとコントローラの連動に問題あり 。これはタイマーの出力信号がプラグの真ん中の電極に導通があるが、コントローラには先端電極だけの導通をチェックするようになったため。タイマー側のファームウェアに問題があったが、どうせなのでコントローラの基盤の配線をつけ足して、先端電極の導通だけでなく真ん中の電極の導通信号も得るように変えた。
- タイマーのファーウエアも後々更新することとする。
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- 〇目的
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- タブレットPC制御によるSound Pickの連携とこの動きに沿ってZ6II・E-M10mkIIが動くかを確かめる
- ピント合わせの練習
- タブレットPCにモバイルバッテリから給電実験
- 〇演習の項目
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- システムの組み立て・配線のセットに慣れること、配線の過不足チェック
- 望遠鏡レンズにZ6II, E-M10mkIIを組んでピント合わせ2回演習
- タブレットPC、Z6II、Sound Pickだけ組んで、1分毎3段、C2連写18秒、多段階撮影、C3連写18秒、1分毎3段、というシーケンスがうまく行くかをチェックを2回演習
〇演習後のメモ
- 組み立ては水平出しなしで架台を半組み立て状態からのろのろ進めて1時間で撮影開始出来た。
- ピント合わせは大体狙ったようにできるようになったと思うがどうか?連動試験ではC2の連写が必ずしも実行されないことがあった。
- 望遠鏡レンズではなく、通常のレンズを取り付けて実行したところ、C2の連写が実行されず、多段階撮影とC3の連写が実行された。制御プログラム「Eclipse
Captor」に難がありそうなのともう少し冴えた仕掛けにしようという事で、C2の連写ができるようにプログラムを書き換えた。が、どうやら原因にはAFが動作しきらないピンぼけでシャッターが下りなかった処もあった。ので、ユーザー設定に入れた日食用の設定にMFを加えた。その結果、C2の連写も稼働することを確認した。
〇バッテリ消費について
●タイムラプス・映像表現系
- アクションカムのバッテリが減っているとこれの充電をしてしまうので、モバイルバッテリの消費が激しくなる。前日かその前に念を入れて満充電にしておくことが望ましい。
- 1個のモバイルバッテリ(10.5Ah)からタイムラプス用アクションカム2、フィルタコントローラ、GM1を稼働した場合、2時間でモバイルバッテリの電力の40%を消費した。この時、1/4程度アクションカムのバッテリが減った状態から開始している。
- 本番は4時間としても10.5Ahのモバイルバッテリ1個で十分に稼働可能
●ダイヤモンドリグとコロナ・光球面の明るさの比+偏光撮影
- スカイメモSとAZ-GTiの電力供給はこれら専用に1口からではなく、これら+Sound Pickを1口から引き出す必要がある。省電力過ぎて電力供給が止まるため。スカイメモSを稼働するため、4Ahのモバイルバッテリを使う事にする。
- この時、1時間半で10.5Ahのモバイルバッテリは30%程消費されるので、
- Z6IIではPCとつないでも内蔵バッテリ消費は少ないのでバッテリカプラは不要。給電モードで稼働するため、PCのバッテリ消費が多くなる。なので、タブレットPCにはモバイルバッテリから給電が必要。
- この形で2時間程稼働するとバッテリは46%程消費された3時間なら70%程消費となる。タブレットPCのバッテリ残量は変わらず、Z6IIのバッテリは2目盛り減った。なので、10.5Ahのモバイルバッテリ1個、Z6II内蔵のEN-EL15で3時間の稼働は可能
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X:タイムラプス系の消費電力等
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2023.01.29実行
- 使用機材
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- タイムラプス・映像表現系画像撮影
- 演習の項目
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- システムの組み立て・配線セットに慣れること・配線類の過不足チェック
- 消費電力量計測
- 演習後のメモ
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- 配線関係 ・機材の設定
- 半分組上がっていたのもあり、組み立ては30分ほど
- 時計合わせが厄介
- アクションカム3機、デジイチ1機の設定は取付前に設定しておくのが吉
- Apemanのアクションカムは動画撮影の方で即タイムラプス動画が得られる
- 水平出し、角度だしは手抜きでしていなかった
- 全体を組むまでに45分~1時間かかると考えよう
- 撮影結果の容量等とバッテリ消費量
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- Apemanのタイムラプス動画は、約3.5時間稼働。ファイルサイズ3.75GB
- PanoViewの全天タイムラプスは、1時間25分稼働して1,141コマ撮影、ファイルは全体で5.3GB、3.5時間稼働なら14GBとみておけばOKと考える。
- GM1は、約1時間15分で1,310コマ=23.8GB、3.5時間なら71.5GBを想定。
- クライマックスのアクションカム動画は未撮影。1.と同じモノのため多分、12分で4GBと思われる。
- 電力消費量は1時間20分ほど稼働しモバイルバッテリ(INIUの10Ahのものを使用)の表示で20%を消費した。現場では多くても60%位の消費で終わる模様
- 画像はココまでの小計で94GBとしておく
三脚に小さいストーンバッグがないとバッテリ、コントローラ、時計式タイマーを置くスペースがないので、買うか手持ちを改造、或いは布から作る必要がある。…さてどうしよう?
ついでに他の機材の画像の容量
- Z6II: 3.5時間の稼働で1,128コマ、ダーク撮影も考えると34GBくらい
- E-M10mkII: 撮影画像は6×7=42コマ、他ダーク6×7=42コマ、フラット4×7×6=168コマ、合計262コマで5GB程を想定
- X-A7:太陽アップ+虹の4K動画20分で8GBを想定
- 画像のココまでの小計は47GBとしておく
という事で、映像表現系撮影には10Ahバッテリを当てて3.5時間以上稼働で60-70%消費を考えておく。いざというときアクションカムは内蔵バッテリ駆動、GM-1のみをモバイルバッテリで駆動することにする。
バックアップする全画像量は141GBを想定しておく。
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IX:ピント3回目・連動試験・扱いの慣熟・バッテリ消費量
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2023.01.21実行
- 使用機材
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- 光球面とコロナの明るさの比+ダイヤモンドリング撮影システム
- 偏光画像撮影システム(偏光板なし)
- 演習の項目
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- 上の1.と2.のシステムの組み立て・配線セットに慣れること
- 上の1.と2.がきちんと連動して動くかの試験
- Z6IIとE-M10mkIIでのピント合わせ
- 消費電力量計測
- 演習後のメモ
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- 配線関係
- 半分組上がっていたのもあり、組み立ては30分ほど。多分、全部やっても1時間くらいと思われる。 当初WinTabからZ6IIにつなげるUSBケーブルが通信対応でないことが発覚。配線の入れ替えには要注意。交換してたら普通に稼働した。
- 連動具合
- Captor Consoleを起動して接続確認の音発信でサウンドピックが起動することは確認したが、そのあとリセットを忘れて偏光撮影が稼働しなかった。Z6IIの連写でサウンドピックが動くことはわかった。
- ピント合わせ
- Z6IIもE-M10mk IIもピントの感じ同じくらいと思うが、シンチレーションの関係かイマイチの写り。太陽の縁はギザギザ。
- 発生した問題など
- Z6IIがモバイルバッテリで起動しないので一旦通常のバッテリを入れて起動を確認し、再度カプラーを入れたら普通に起動した。 WinTabにGPSClockを入れ忘れていた。 カメラの水平出しを忘れた。
- 確認したこと
- KindleでもAZ-GTiは操作できる
- バッテリ消費量
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- Nikon Z6II:2h 58m 26sec=178minで1,228コマ撮影(多段階露光4巡、連写2回+オマケあり)で10,500mAhのバッテリの57%≒6,000mAhを消費。+30minのマージンは大体1,000mAh余計の電力消費だから32%は残ると考えられる。
- AZ-GTi+スカイメモs+サウンドピック(ステッピングモータも接続):2h45m位稼働し、マウンティングは623mAh、サウンドピックは2,759mAhを消費、これを5Vから3.6V換算すると866mAhと3,832mAh、合計4,700mAh。1h40min動かすと2,850mAhの消費で30%弱の消費、70%以上の残量になる。
- 尚、E-M10mkIIは1時間30分弱でバッテリが切れるので、太陽の位置確認のためだけにスイッチを入れることにする。
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2023.01.21 実行 |
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VIII:ピント合わせ2回目・システム連動試験・扱いの慣熟
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2023.01.017実行
- 使用機材
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- 光球面とコロナの明るさの比+ダイヤモンドリング撮影システム
- 偏光画像撮影システム(偏光板なし)
- 演習の項目
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- 上の1.と2.のシステムの組み立て・配線セットに慣れること
- 上の1.と2.がきちんと連動して動くかの試験
- Z6IIとE-M10mkIIでのピント合わせ
- 演習後のメモ
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- 配線関係
- 半分組上がっていたのもあり、組み立ては30分ほど。多分、全部やっても1時間くらいと思われる。
- 連動具合
- 問題なく連動して稼働。WindowsタブレットのGPSでの時刻合わせを実施しなかったので、次は必ずやろう。Z6IIもGPSで時計を合わせるようにセッティングしておくことが必要
- ピント合わせ
- Z6IIはピントの山が難しい。目盛り1つ分強で微妙に鈍い。E-M10mkIIは山はつかみやすいがもう一歩。
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Z6IIの撮影時刻からの検証
撮影スケジュール:偶然本番と同じ
C2 |
11:29:35 |
Cmax |
11:30:06 |
C3 |
11:30:37 |
撮影時刻:Exif情報から
連写終了 |
11:29:36.64 |
180コマ撮影 |
地球照 |
11:29:39.59 |
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多段階露光開始 |
11:29:40.80 |
撮影時間 37.85秒
4巡と5コマ撮影 |
多段階露光終了 |
11:30:18.65 |
地球照 |
11:30:20.15 |
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連写開始 |
11:30:22.44 |
180コマ撮影 |
PCの時計が7秒ズレているため、スケジュール-7秒が正しい時刻。そのため、ほぼ狙った時刻に連写を終了していた。連写コマ数も180コマ(14bit
Raw)だったので、スペック通り。Winタブ、Z6IIともどもGPSで時刻を合わせることが必要であり、手元にもGPS時計(作るか、買うか)があるといいんじゃないかと考えた。
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