撮像対象と使用機材‐5:真・最終版
最終的にこの機材に至った経緯
 コロナのアップはフローライト(ボーグの71FL)だと大変そうなので、ボーグ77EDIIにしました。微細稼働するヘリコイドを入手することで ピントを追い込めるようにと考えました。剛性不足が言われていますが、それは後々実験することとして。
 偏光撮像は駆動回路・ファームウェアが違うだけでほぼ同じ代物です。フィルターターレットのアクリル板を薄くして軽量化し、ファームウェアもきちんと稼働することが確認が取れたものを使用します。
 クライマックスはレデューサーではなくエクステンダーで、より短時間、大きな太陽を写すようにと考えました。
 全景撮像の撮像にはSony α5000を使う予定でしたが、ツアーの中に南天の空を撮像する機会が2回ほどあるため、IR改したD5300を持って行きたい。これを純増すると大変なのとα5000+マウントアダプターと比較して80g程重いだけだったので、色を後で調整することにしてD5300を代替使用することとしました。
 5秒動画の全景と220度の円周、皆既中の動画などはアクションカムに全部お任せにしました。

 他、メモ用にコンデジとLumix GM1(レンズ未定)を持って行く予定です。
   
撮像対象と使用機材
①コロナのアップ Nikon D7200(改造バッテリグリップ付)+BORG77EDII +1.08倍フラットナー
②偏光撮像 Olympus E-PL5+BORG36ED+1.1倍フラットナー
③クライマックス Nikon D5500+BORG60ED+1.4倍エクステンダー
④全経過 Nikon D5300+Nikkor 28mm F1.8
⑤タイムラプス アクションカム(4K)
⑥全天+周辺 アクションカム(PANO View 全周220度)
⑦皆既前後の音声動画  アクションカム(4K)
マウンティング
1)ジッツォGT5532S 水平回転台+ジュラルミン板(12mm厚)上に下記全てが乗る
(1)スカイメモSに①と②を同架、下は微動雲台:振動の伝達試験の結果により別々の架台に付ける?
(2)ジュラルミン板にアルミ板をL字型に立ち上げ、マンフロットX-Pro微動雲台+③
(3)板の(1)とは逆の端下側に自由雲台を付けて④
2)Amazon Basic カーボン三脚 ⑤、⑥、⑦をアルミ板上に同架
自動化の方向
⓪フィルター開閉装置
(D7200, D5500, D5300)
前回2017年に作成した音信号で起動するPICマイコンによるサーボモータ駆動式開閉回路を移用する。サーボモータが出っ張っていることで構造的に弱かったところを補強したものを作成する。
①コロナのアップ
(D7200)
WindowsTabletでPICを時間制御、ダイヤモンドリング用連写時と多段階露光時でSDKを使いISO感度変更を行う。ミラーショックによる振動を②に伝えないようライブビューモードにて、C2前後の連写、皆既中は2EVステップ7段階(1/8000秒~1/2秒)、C3前後の連写を行う
②偏光画像(E-PL5) 基本的に①のフィルター開閉装置と同じPICマイコンで信号を受けてC2後からC3前までの稼働のみ。
③クライマックス(D5500) SS固定でC2前まで10秒毎、C2前~C3後は連写1.5秒毎の2EVステップ3段階ブラケティング
④全経過(D5300) 2EVステップ3段ブラケティング(1/15秒を中心にF5.6でISO200:フィルターはND1000+D5)・食最大を中心にC1~C4 まで1分毎。
⑤・⑥タイムラプス・全天+周辺(4Kアクションカム+PANO View)&⑦皆既中動画(4KKアクションカム) ⑤・⑥は開始したら5秒間隔で第4接触迄放置、電源はモバイルバッテリで対応(要容量の実験)。動画(4K)は適当な時刻に手動で動作開始。
システムとシーケンスはどんなものか?⇒次頁
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