皆既日食2015撮像自動化プロジェクト カメラの設定

 マンフロット・ジュニアギヤヘッドは良く使われる品ですが、極寒地では動作が渋くなるという話があったので、そのグリスをブレーキクリーナー(クレ工業製)で取り除き、シリコングリス(信越シリコーンG-501)に交換することにしました。また、そのついでに2軸化を行いました。また、本来の大ネジ(3/8in)を小ネジ(1/4in)に変換するネジが微妙に出っ張って座面が紙一枚くらいの間隔をあけて宙ぶらりんになるので座面を広く確保すべく、アルミの円板(50φ・1mm厚・12mmの穴をあけた)を張り付けてみました。後々ブレチェックをしようと思います。

マンフロット・410ジュニアギヤヘッド、古いタイプのようです。 角度表示のシールを剥がすとヘクスキーの穴があります。
外すとバカッと軸と別れます。 粗動ハンドルを回して押すとギヤが外れます。油ギトギトなので注意。
全部ばらすとこんな感じ。基部はワッシャが2枚ありました。 脱脂したギヤはこんな感じ。こびりつきもあるので結構厄介です。
ウォーム軸側はこんな感じ。シリコングリスを塗ります。 シリコングリスを塗ります。
シリコングリスを塗って組み上げていきます。嵌めるときは粗動ハンドルをフリーになる方に回しながらはめ込むのでちょっと面倒です 1軸除いて組み上げ完了
おまけ:大ネジ-小ネジ変換アダプタが微妙に出っ張るのでベースの裏に50φ×1mmのアルミ板を張り付けました。本当は60φが良いのですが、市販していないようです。これで座面を確保できました。
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