皆既日食2015撮像自動化プロジェクト - VII - 機材のブレのテスト

 スリック グランドプロCF-3 SP三脚+ジッツオG1570雲台(共に中古)に日食機材一式を載せたとき、どれくらいブレが発生するかを試験しました。脚は3段の真ん中を最大限、一番下を25cmだけ出した状態としました。
 D7100のシャッター速度は1/8000〜1/8sec、D600のシャッター速度は1/4000〜1sec、ISO感度はオート。
 夕暮れを使って撮像時間を変え、高速シャッターと低速シャッターである程度まともに撮像できる環境を作り、現場での操作にある程度近くなるよう、同架しているD7100とD600で同時にシーケンサを使い自動多段階露光を行いました。下の画像はピクセル等倍を切り出しました。
D7100+BORG77EDII D600+BORG71FL
1/8000
1/4000
1/2000
1/1000
1/500
1/250
1/125
1/60
1/30
1/15
1/8
1/4
1/2
1
 結果、D7100では1/30〜1/8secでブレがひどく、D600ではD7100ほどではないですが1/30〜1/2secでブレがあります。と言ってこれ以上の防振策は無く、これはこれで受け入れることか?と思うこと多少。高感度ノイズに関してはD7100ではISO450になる1/500secの時を見るとそれほど悪くないようです。D600はISO200に設定していることと、もとよりノイズが少ない分高感度ノイズは今回の日食では考えなくていいようです。

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