4. 部品類型番の微修正とバッテリトレイへの組み込み

 最初、OPアンプが上手く動かず、じゃあ整流用ダイオードの前にもう一つトランジスタを加えてはどうか試してもダメ。もしやと思い基盤の裏を見直したら間違いを発見。直したら素直に動くようになり、半固定抵抗で音入力の感度を変えられるようになり、音信号でちゃんと動くようになりました。ちなみに音信号の出力電圧が0.63V位あるとオペアンプは不要です。
 音信号で動くよう完成した基盤は、EN-EL15バッテリトレイに組み付けました。

2015.12.19追記
 D7100をD7200に更新したところ、パチモンバッテリグリップでは動作がしなくなりました!D7200のファームウェアで社外品を排除…という事になったようです。シーケンサではなく、手動でロータリースイッチを動かしても反応しません。シャッターは切れるのですが。で、Amazonを見ていたら、D7200にも対応するらしいパチモンバッテリグリップが見つかりました。2~3社見つかったのですが、多少奮発して、最安ではないけど信頼できそうなRowaのバッテリグリップを2つ購入しました。1つは改造、1つは予備です。パチモンの宿命として、バッテリトレイが必ずしも互換であるとは限らないのですが(経験済み)、Rowaと今のバッテリグリップのバッテリトレイは互換でした。
 しかし、電源スイッチを外部にもつける事を画策しており、そのためのスイッチの場所など考えるに、今のバッテリトレイを使うよりはRowaのを加工した方が良いと判断しました。
 D7100に対するD7200の優位な点は、毎秒3コマ(D7100は毎秒2コマ)で撮像が続けられることです。
回路図:オペアンプの型番とダイオードの型番を変えました
  
部品配置図:大幅に上方向にシフトして配置したのは、トレイをグリップに入れるときの高さで干渉を避けるためです
 

【左上】パチモンバッテリグリップに組み込みました。5つある元バッテリ接点を信号接点に換えていて、そこから線を引っ張って、これを基盤裏の制御信号出力のところに裏面で半田付けしました。
【右上】電源を入れるとLEDが光ります。
【下】部品の配置はこんな感じになっています。右のICがPIC、左のICがOPアンプです。試験に使わない音入力(左側)はピンに半田付け、右の出力確認ピンは動作確認のため裏面で半田付けして表はクリアにしてあります。

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