どんな画像を撮像するか?
  1. C2前からC3後まで、欠けていく過程とダイヤモンドリング、皆既中の太陽のクライマックス画像
  2. C2, C3のダイヤモンドリング、皆既中の太陽のアップ画像
  3. 皆既日食の全景をC1前からC4後までタイムラプスで撮像で、地上も入れて
  4. C2, C3前後の10-20分ほどの間の周りの風景、歓声等を動画で
使うレンズとカメラ、そのセッティング
1. D600+BORG71FL
  • クライマックス画像はそれ程アップにはせず、タイムラプスぽく撮像。
  • カメラは固定します。
  • この組み合わせでは食の最大を中心に18-9分撮像することになります。
  • 撮像シーケンスはC2の10秒前までは概ね5秒間隔で、D5フィルターをかけて撮像し、C2の10秒弱前にフィルターを外してC2後数秒まで連写します。この間シャッター速度は1/1000-1/2000秒で適切な露出になりそうです。皆既中は1/4000秒~1/4秒、2EVステップで6コマ1セットの多段階露光を繰り返す。C3前から連写を開始してダイヤモンドリングを10秒ほど撮像したら、D5フィルターをかけてその後の太陽を撮像します。シャッター速度はC2前と同じにします。
  • フィルターをかけた状態の太陽は1/1000-1/2000秒くらいで適当な露出になります。
  • シャッター速度と撮像間隔の管理などはNikonのSDKを使った自作ソフトウェアで行う。作業はフィルターの脱着のみにする
  • D600はRAW画像を1枚のSDカードにセーブ。連写は毎秒2コマ、出来れば撮像後のプレビューをしないように設定したい。Transcendの600Xの速度の同じカードですが64GBではきちんと順次記録されますが、32GBの方は何故か遅く、バッファに溜まるためと、駒数的に使わない方が良いようでした。このあたりは再度チェックしたいです。
  • シャッター速度の変化幅は、1/3EVではなく1/2EVにしておきます。
  • 感度はISO100とします。
  • カメラの方向は皆既最大時刻の10分前に設定します。
2. D7100 + BORG77EDII
  • これはスカイメモSで追尾しつつ、D600を制御するタブレットからの音の信号を拾ってPICで作ったシーケンサーに従い、毎秒2コマで撮像を開始し、第二接触のダイヤモンドリングとその後しばらく撮像した後、多段階露光を行い、第3接触前に再び毎秒2齣で連写して自動で止まります。
  • 連写はCLモードでカスタムメニューから毎秒2齣とします。
  • シャッター速度はシーケンサの制御の関係でシャッター速度の変化幅は、1/3EVではなく1/2EVにしておきます。シャッター速度は1/2000secに初期設定します。
  • 多段階露光時のシャッター速度は1/8000-1/8秒で2EVステップ、6段階を1セットにします。
  • 感度はISO300にします。
3. Lumix GM1K + Olympus 9mm F8.0
  • 結構な高度でC4になるため、後の動画化を考えると横構図でないと上手くない。で選んだのが上記のレンズ、BCL-0980です。
  • C1からC4までの5秒ごとのタイムラプス画像を撮像します。2200コマ以上のjpeg画像を撮り続けるため、内蔵電池では持たないので、10Ahのモバイルバッテリ+秋月電子で売っている昇圧電源キットで駆動します。
  • マニュアルにて露出は固定とします。 露出は行った先で決めることになるでしょう。
4. Contour ROAM
  • 第2接触10分くらい前から第3接触10分くらい後まで普通にフルHDの動画を記録させます。
+α D7100+77EDIIを載せるスカイメモS
  • 電池は2200mAhのモバイルバッテリを接続してみたところ、6時間稼働しても電池切れが無かったので、これを単三電池の代わりに使おうと考えています。
  • 駆動する回転速度は太陽に同期させます。

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