1'. 機材を載せるベースの板:Lアングル版
1.始めに
 Lアングルを使ったベースを使うと意外とブレない割にずっと軽い、という事が1-1でわかったので(もちろんジュラルミンだとD600に関しては良いのですが)、Lアングルを使った機材のマウントを作ってみました。単純にLアングルだけだと雲台に載せたとき雲台上面との接触が左右で非対称になるため、補助のLアングルを付加しました。
2.材料
 Lアングル:一辺100mm、厚さ10mm(10t)、長さ100mm
 Lアングル:一辺25mm、厚さ4mm(4t)、長さ100mm、300mmのを切った
 アルミ延べ板:一辺50mm、厚さ10mm(10t)、正方形に切った
 ネジ類:1/4in(15mm, 20mm)、3/8in(20mm、30mm)、4mmローレットネジ
設計図です。
 組み合わせるとこんな感じ。
 740gはジュラルミンベースの1180gより440g軽くなりました。
 スカイメモS、マンフロットXPROギヤヘッドを載せるとこんな感じマンフロットのギヤヘッドを西方向に10mmオフセットすることで、高度60°くらいまで向けることも出来ます。テルナテ島での日食は50°くらいなので、余裕が出来ました。
 スカイメモSはどの方向にもむけられるようになっています。
ちなみにマンフロットのギヤヘッドにノーザンクロスのアリガタを載せるために、互換品クイックシューに1つ穴をあけ、既存の穴に1/4inネジを切って、アリガタにも新規の穴をあけて3つのネジでアリガタとギヤヘッドのクイックシューを固定することとしました。
全備するとこんな感じです。
南側の空いた空間に小型ボールヘッド(ベルボンQHD-33)を逆さに取り付け、アクションカムCONTOUR RoamとLumix GM1を載せます。


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