Lab. of Voynich Code
2023年太平洋金環皆既日食のたくらみ
映像表現型画像のアイデア‐2
2021.01.28 Open

加えてどんな画像・動画を撮るか?…オーストラリアの場合

  1. アクションカム1(通常の広角レンズ付き)で、1~5秒毎にスチル撮影、タイムラプスにする
  2. アクションカム2(同上)で、第2接触前~第3接触後までのハイライトを通常動画として
  3. 全周魚眼(220度×360度)で、1~5秒毎のスチル撮影、月の影の撮影、タイムラプスにする
  4. 先に記したスチルカメラでの基本30秒間隔、第2前10秒前~第3接10秒後の間は1秒間隔の広角撮影
 と言ったことが考えられる。
全周魚眼は画角はそのまんま。アクションカムは対角画角=170度は公開されているが、縦横は?
⇒縦横比をフルHD(や4K)と同じとすると、縦1080Pixel×横1920Pixelなので、三平方の定理で対角は2203Pixelなので、1Pixelは、0.0772度。よって、縦は83度、横は148度

 ここで、皆既中の太陽高度は54度、太陽高度最大は57~8度
 4つのカメラを1つの雲台に載せると、工夫しなければ30度の仰角なので、アクションカム1.と2.は、
  • 横位置とすると、縦方向は、+72度~-11度の範囲
  • 縦位置とすると、縦方向は、+109度~-39度の範囲
 よって、横位置でも太陽は常に収まるが、1.のタイムラプスで上方向にゆとりがないかも。縦位置だと空の真ん中に皆既中の太陽が入る。これではイマイチ。

 オーストラリア西端の日食の風景。赤枠は富士フィルムX-A3に12mmを付けた時の写野


・黄色の線は皆既中の太陽(高度54度)
・緑の箱はアクションカムを縦位置にしたときの写角(148度)で、仰角10度にすると-64~+84度の範囲が写る。矢印は写野中央
・紫の箱はアクションカムを横位置にしたときの写角(84度)で、仰角30度にすると-12~+72度の範囲が写る。矢印は写野中央
 紫の場合がイイ感じに感じるので、こちらにする。
 仰角はタイムラプス、クライマックス時の動画、X-A4による全景画像と同じ角度になるのでやり易い。全周魚眼は水平に置く

マウンティングと富士フイルムX-A3の制御

  • アクションカム2機は横位置、X-A3は縦位置で全て北北東向き、仰角30度
  • 全周魚眼タイプのアクションカムは、小型自由雲台を介して水平に
  • これらの乗るアルミのベースを3way雲台に乗せる。ボール雲台より扱いが簡単なため
  • 全ては耐荷重が2kg程度の超軽量の三脚に乗せる
  • タイムラプス用画像を得るアクションカム2機とX-A3はモバイルバッテリ駆動、動画は内部電池のみで駆動
  • X-A3はPICとタイマーリモコンを使った時間制御を行う
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