前回、Lアングルで簡易に作ったベース板では、ブレがひどく、その原因がおそらくコルク引きの雲台の機材搭載面に左右非対称に設置しており、L字の立ち上がる板の側の接地が少ないことがブレの要因であると考えられた。そこで、L字に立ち上がる側に25mmで4t厚のLアングルを接地面を広くするようにネジで取り付けました。本当は30mm幅5tが良かったのですが、秋葉原の材料屋さんには前述の幅25mmで4t厚が最も丈夫な材料となっていました。これを取り付けて、あとマンフロットXPROギヤヘッドの取り付けを50mm幅10t厚のアルミ板を挟むことでオフセットする量を増やし、60°程の仰角を得られるようにしました。これでマウンティングは完成、と考えていますが、果たして重量を増大させた甲斐があったかをチェックしてみました。
 結果、D600の方は1/15sec以下でジュラルミンのマウンティングの時よりブレに弱くなった感は否めません。しかしD7100に関してはブレはありますが、ジュラルミンのマウンティングの時よりブレが少なく感じます。取り敢えず、苦労して時間を工面して作った甲斐はあったんじゃないか、かつ軽量化は進んだし、という事で本番ではこれを使っていこうと思います。

D600 D7100
1/125 sec
1/60 sec
1/30 sec
1/15 sec
1/8 sec
1/4 sec
1/2sec
1sec
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